ut.code(); は、2019年に発足した東京大学のソフトウェアエンジニアリングコミュニティです。現在、運営に携わってくださる方を探しています。公式サイトには書きにくい部分をざっくばらんに書かせていただきました。どうかご一読ください🙇

ut.code(); 設立の経緯と沿革

ut.code(); は、わたくし永谷が、2019年に設立したサークルです。ut.code(); の設立に至った経緯と、現在までの沿革についてお伝えできればと思います。拙い文章ですがお読みいただけると嬉しいです。

そもそも、私がプログラミングを始めたのは、10歳になるかならないかという頃だったと記憶しています。祖母がパソコン教室に通い始めたのを機に家にやってきたノートパソコンを、私が勝手に占拠していました。きっかけは「かっこよさそうだから」といった単純なものだったと思います。

最初に触ったのはC言語の本だったのですが、案の定難しく、挫折してVisual Basicに移りました。Webに触れ始めたのはその翌年で、ネイティブアプリは配布の際にダウンロードとインストールの敷居があり、周囲の人々に受け入れられづらかったことが理由でした。

高校では、同じ趣味を持つ仲間を募ろうと、情報技術部の設立を目指して活動を行ったのですが、結局のところ力及ばず卒業を迎えてしまいました。このため、共同開発というものへの漠然とした憧れを胸に、2018年春に東京大学に入学しました。

大学1年次は主にソフトウェア開発を行っているサークルを探したのですが、どうやら自分の想像にマッチする団体はなかったようで、失意のうちに1年間を過ごしました。

ないならば作ってしまおうということで立ち上げたのが、ut.code(); になります。実は、2019年冬の ut.code(); 設立時には、自分以外に3人のコアとなるメンバーが集まってくれていました。しかしながら、私の浅はかさゆえに、2019年夏、彼ら貴重なメンバーを失ってしまいました。

その後、自分も実務経験を積もうと、業務委託等のお仕事をこなしたり、ある企業さんで働いたりしていました(今でも続けています)。しかしながら、色々な方とお話すればするほど、ソフトウェア開発現場での人材不足に悩む現状が見えてきて、ut.code(); の必要性を再度意識する結果となりました。

初期メンバーを失ってからも、サークル活動は細々と続けていました。しかしながら、コロナショックの到来も相まって、なかなか思うような結果を残せず、もどかしい日々を過ごしました。

そして2022年度を迎えようとする今、風向きは変わりつつあります。コロナウイルスも収束の兆しが見えてきて、久しぶりの対面新歓ができそうです。今までの活動実績の積み上げがようやく認知されてきたのか、現在では学生会館に部室を得て、工学部丁友会の傘下団体になるためのお話などもいただけるようになりました。一方で、現在の私は学部4年生で、来年度は修士1年です。本年度の新歓活動が最後になるとの覚悟を持っています。

ut.code(); は学生や社会にとって非常に有益なものになると確信をしているのですが、理想の実現には私の力だけではどうしようもありません。ut.code(); として活動してきた3年間の中で、同じ理想を共有し、協力してくれる人の存在こそが、団体運営にとって最も必要なものであることに気づかされました。

活動を軌道に乗せるために、あなたのお力が必要です。もし拙文を読んでut.code();の活動に興味をお持ちになっていただけたのなら、ぜひ一度お話をさせていただけないでしょうか。

活動目的

東京大学のソフトウェアエンジニアリングコミュニティとして、学生に学びと発信の機会を提供し、産業全体の進歩に貢献する。詳細は活動理念

活動内容 (案)

ソフトウェアエンジニアリング技術の学習機会の提供

俗にいう「IT人材」の不足が叫ばれて久しいですが、一向に状況の改善の兆しが見えません。私はこれを、ソフトウェア開発に挑戦しようと思わせる環境が整っていないことが原因だと考えています。右も左も分からず入学してくる大学1年生の視野は狭くなりがちです。ut.code(); が「サークル」という形をとることで、そういった学生たちにソフトウェア開発への興味を持たせることができるのではないかと考えています。